読み書き発表コース
コース概要
読み書き発表コースでは、読解力≒将来仕事につける力を育みます。
情報収集や取材のやり方、まとめる・表現する力や聴衆に合わせたプレゼンテーションを実践で学び、品質の高い最終成果をつくり、発表できることを目標とします。
読書は、年間を通じて50冊以上を読み込み、書評としてまとめます。
プロジェクト型学習
2011年開校時より、5つの曜日別コースはプロジェクト型学習を前提としております。
プロジェクト型学習とは、21世紀の社会を生き抜くために必要な能力を育むための主体的で対話的な深い学びです。
8年連続学力世界1位のフィンランド教育もこのプロジェクト型学習です。
読み書き発表コースは、プロジェクト型学習を全面的に取り入れた、読む・書く・話す 『読解力』を育む総合学習です。
読解力の重要性
読解力の重要性は、メディアでも報じられているので耳にすることも多くなりましたが、最近は、人工知能(AI)の話題と関係して、「将来、人間の仕事がAIに奪われていく。しかし、AIに足りないのが読解力。 つまり、これから
将来仕事につける仕事に必要な力が読解力」とも言われています。
読解力は、毎日の積み重ねがとても大切で、他の学習にも影響が大きいと実感しています。
例えば、本を読む習慣がないお子様に多くみられるのが、「文章の読み飛ばし」です。
単に、学校の国語の問題が解けなくて質問をしてくる、とかロボット教室の設計図に書いてある説明が読めない・理解できないだけではなく、筋道を立てて物事を考えられない、他者との話し合いができない、ことに繋がります。
読み書き発表コースの年間の取り組み
- 演劇を先生と一緒に身体をつかった表現と発表練習
演劇は最近の学校でもあまりやらなくなってきましたが、学びの効果は実に奥深いです。
自分とは違う「他者」を意識し、言葉への重要性・関心が高まる、と言われています。 - 朗読のボイストレーニングの先生と8週間集中トレーニング
毎回、先生からたくさんの絵本を題材にしたよいインプットをシャワーのようにたくさん浴び、そして、自分も次にアウトプットできるように取り組みます。 よいインプットをたくさん経験することで、次へのアウトプットへと
繋げていきます。 - 書くトレーニング
作文、表現、読書感想文は、夏休みの宿題対応とあわせて取り組みます。
読書感想文は、自分との対話。
どれだけ、今までの経験を、本の主人公と比べながら考えられるのか、粘り強く、対話をしながら引き出していきます。
毎年、夏休みに一緒に取り組んだ読書感想文が、学校代表に選ばれた!と嬉しそうに報告してくれたお友達がいらっしゃいます。
頑張ったことが評価されて、さらに自分の自信に繋がる。そして、ますます好きになる。
こんな体験を、たくさん経験してほしいと思います。 - 9月以降は、こどもたちが決めるプロジェクト型学習
こどもたちが単に自由に企画をするのではなく、プロジェクトを取り組むことでどんな学びになるのか?
と他の人にとっては、どんないいことがあるのか?
の目的からブレークダウンをして考え、計画をたてていくのが特徴です。
必要に応じて、放送作家や童話作家さん等、外部の専門家とのワークショップや、取材等も行っています。