学童保育のお迎えの時に会話になるのが、玄関前にみんなが読めるように置いてある小学生新聞です。

これからの時代も重要になってくる「読解力」を育むために、
新聞を読む習慣をつけて欲しい!そんな思いがあるようですね。

こどもクリエ塾 では、朝日小学生新聞毎日小学生新聞 を両方購読しています。

こどもたちの様子も含めて、

どこの新聞がいいのか?といったご質問をよく頂くのでまとめてみました。

 

◆小学生新聞 比較 ~朝日小学生新聞 vs 毎日小学生新聞~

 

朝日小学生新聞  毎日発行8ページ 2,100円(税込)/月 サンプル紙面

 

<特徴>

一般的な新聞を読む、という感覚は捨てて、

お受験や教育全般の最新ニュースが毎日読める、という感覚がベターだと思います。

一般紙や、他のこども新聞と比較しても、

所謂 社会・経済といったニュースに割かれている紙面の割合は低いです。

<メリット>

お受験に向けての最新情報や関連してこどもたちの取り組み、

また、新学習指導要領をうけての学校現場での最新動向が重点的に特集されています。

特に、こどもたちの取り組みについては、指導のポイント等も丁寧に解説しております。

例えば、作文や小論文などは、紙面で登場するようなお子様の作品と比較しながら、

保護者様がご自宅でお子様を指導する際に活用できると思います。

レベルとしては、4-5年生向きです。

ただ、紙面トップにマンガを毎日連載しているため、こどもたちが自分たちで新聞を

手に取る割合は、断然に朝日新聞です。

様子を見ていると、マンガを読んだ後で、時には目についた別の記事を読み進めていました。

 

<デメリット>

とにかく、紙面における広告比率が高いです。

これをどう捉えるかは、保護者様がこども新聞に何を求めているのか、次第です。

むしろ私は、

この広告情報の中でも、もっとも多いコンクールや作品募集がまとめて情報収集できるため、

朝日小学生新聞を購読しました。

コンクール関連情報は、一冊のファイルに最新情報をストックして

こどもたちの学びの中で活用しています。

よって、記事の内容は薄いです。

小学生中学年くらいまでにして、5年生後半からは一般紙を読ませてあげた方がいいと思います。

 

 

毎日小学生新聞  毎日発行平日8ページ、土12ページ 1,750円(税込)/月 サンプル紙面

 

<特徴>

こども向けの総合情報誌。最新ニュースも多くのジャンルを毎日取り扱っていいます。

社会・経済や、コラムなど、幅広くジャンルで、とにかく内容を読ませるための工夫がされております。

読んで、考えさせるための記事が豊富です。

 

<メリット>

とにかく、記事力。

こども向けに、毎日 社会・政治、科学、文学など、幅広いジャンルを編集しなおして

掲載されています。

じっくりと落ち着いて読めるお子様には、読み応えのある内容が豊富です。

特に、歴史のコンテンツ力は評判が高いです。

 

<デメリット>

じっくり読ませるための紙面づくりになっています。

こどもたちが大好きなマンガも、紙面の中ににあるので、

普段新聞を読む習慣がないこどもが、自分から手にとってみることはありませんでした。

(しかし、10年前から比べると、カラフルになったり、文字が読みやすくなっています!)

また、地域にもよりますが、販売部数としては朝日小学生新聞に劣ります。

 

★結論★

おこさまに、保護者様と一緒に、じっくり中身を読ませたいのであれば、毎日小学生新聞 。

保護者様が、プラスαの情報収集や、受験関連情報に触れさせたいのであれば、

朝日小学生新聞 を、おすすめしています。

 

いずれも1週間無料購読ができますので、

新聞をとってあげようか!?と会話をしたうえで、お試ししてみてください。

尚、普段から一般紙に興味をもっているおこさま以外は、

ただ購読しているだけでは、こどもは絶対に読みません。

どう新聞を読ませる機会・動機付けが出来るのか、重要です。

教室での、新聞活用を使った学びの工夫についても、今後ご紹介できればと思います。

 

 

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